漏れの臥薪嘗胆

「どうよ、ヒロ?これであたしの7連勝よ!あんたの腕もすっかり鈍ったわねー。
 それとも、このあたし志保ちゃんがあまりにも強すぎるからいけないのかしら?
 ほんと、強すぎるって時に罪よね。おーっほっほっほ」
その笑い方は止めんか!・・・クソウクソウ
しかし本当にどうしたことかこの漏れが志保なんかにゲーセンでの対戦で負け続きだよ
毎週毎週ヤックでおごらされ続けて小遣いもピンチだというのに切羽詰まってるな・・・
情けないが今日は漏れは注文を控えておこう

「浩之ちゃん・・・今日はあたし驕ってもらわなくていいから・・・」
こういうときに気の利くあかりの言葉は有り難く思えるよな
「いーのよあかり。驕りの時はお腹が空いてなくても食べなきゃ損よー」
それに引き替え志保の野郎・・・本当に遠慮ってもんを知らないヤシだなこいつは

「んー美味しいー!やっぱりタダなら何でも美味しく感じるわよねー」
ヤックのハンバーガーなんてもう飽きるほど食ってるじゃねえかというツッコミを無視して
一人はしゃいでいる志保はもう相手をしないことにして漏れは考える
どうやったらこのスランプを抜け出して志保のヤシをギャフンと言わせられるだろうか・・・

練習するのはもちろんだがそんなのは今までずっとしてる事だしな
こうなってくると後は願掛けでもしてみるしかないか
「だけどもう毎度毎度ヤックを驕ってもらうだけってのも面白くないわねぇ。
 いっそのこと罰として毎日あたしの靴を舐めて志保様と呼ぶなんてのはどう?
 一度言ってみたかったのよね~。あたしの靴をお舐め!ってね」
ケッ志保のヤシめ好き勝手言いやがって覚えていやがれ
・・・そういえばかつて中国のある王が国を制圧されて臣下にされた時に
いつか必ず国を再興させてみせるとの誓いを忘れないために
毎日薪の上に寝て苦い肝を舐めていたという話があったな・・・
ヨシ!漏れも一丁志保への復讐を誓うために臥薪嘗胆してやろうじゃないか!

「おい!志保!舐めてやろうじゃねえか・・・しかし靴じゃあないぜ
 漏れはお前への雪辱を果たすために、明日から次の勝負の日までお前のウンコを舐める!」
「ぶっ!」
「ひ、浩之ちゃん!?」


というわけで志保を呆気にとってザマーミロとほくそ笑んだ漏れは
意気揚々と翌日の日曜日を迎えさっそく志保にウンコがしたくなったら来いと
電話で呼びだしてやったよ
「まったく・・・本気だったの、あんた?
 まあ、来るあたしもあたしだけどさ。どうなっても知らないわよ」
漏れの体がどうなるか分からないぐらいってのがいいんだよ
それぐらいじゃなきゃ臥薪嘗胆にならないぜ
志保のウンコはそれはもう凄い臭そうだからな
「んなっ・・・!あったまくるわねえ!あたしのウンコはグルメも絶賛な味の上に
 みのさんも番組で取り上げるぐらい栄養価が高いって噂を知らないのね!」
思いつきで無茶苦茶な噂つくってんじゃねえ!
いいからとっととウンコをしてくるんだな
「分かったわよ・・・。じゃあ、覚悟して待ってなさい!」
「うっかり流したりするなよ」
「当たり前でしょ!黙って待ってなさいよ!」

さて志保がトイレの中に入ってしまったら漏れもすることはなく
ただ志保がウンコをし終えるのを待つしかなかった
シーンとするこの空間でドアの前で待つ漏れは何となくドアの向こうにいる
志保のウンコ姿を妄想してしまったよ
いつもは口うるさい志保が黙りこくって尻を丸出しにしながら
ウンコを力んでいるのかと思うと可笑しくなってくるというか・・・
何だかドキドキしてくるじゃないか
志保がウンコを力んでる時の顔ってどんなだろうな
一生懸命歯を食いしばったプクスしたくなる顔か・・・
それともあいつウンコを力む時だけ案外色っぽい表情になってたりしてな・・・
いかん!漏れは志保なんかで妄想してどうするんだっての!
無心だ・・・無心で待とう


「出たわよ・・・。本当にやるの?ヒロ?」
ようやく出てきたな当たり前だ漏れはやると言ったらやるんだ
ズカズカと志保がウンコをし終えた直後のトイレに入り
さっそく鼻を志保のウンコの柔らかくも強烈な臭いで刺激されて
意識が高ぶってきたところでウンコを見下ろしてやったら
志保のヤシめなかなかの一本糞をしてるじゃないか
短めだが太さは凄くちょっぴり黒ずんだ茶色のウンコの表面は
光沢もあってなかなか艶めかしい色っぽさだなやるじゃないか
・・・でそっちで何やってるんだ志保は
お前は証人なんだから見てなくちゃ駄目じゃないか
「え~っ、いいわよ別にぃ。見たって面白く無いじゃないの~」
と愚図る志保を漏れは有無を言わせず連れ込むと志保の目の前で
屈んでウンコに顔を近づけて一舐めしてやったぞ

「うげっ・・・。いやぁね、もう!」
フシシいい気味じゃないか・・・しかし漏れの舌も志保のウンコの酸っぱい苦さで
さすがに結構ダメージを喰らってるよ・・・
しかしこれが臥薪嘗胆の厳しさだから耐えないといかんね
志保もせっかく漏れが屈辱に耐えているのだからもうちょっと威張ってもいいのにな
「何言ってんのよ、まったくもう・・・
 これじゃまるであたしの方が罰を受けてるみたいじゃないの」
さすがの志保もウンコを舐められては困惑するようだな
しょせんお前も女王様にはまだまだというところなんだよな
・・・と志保も可愛いところがあるじゃないかと思った漏れだったが甘かった

月曜日
「昨日は何かあたしが負けちゃったみたいだけど、今に見てなさい。
 早くあたしも慣れてやるんだからね」

火曜日
「さあ、今日も志保ちゃんがパッパとウンコしてあげるわよ。
 ありがたく思いなさい、ヒロ」

水曜日
「お~っほっほっほっほ!さあヒロ!あたしのウンコをお舐め!」

志保のヤシめ たった三日で慣れやがった

ちなみに漏れもウンコを舐めるだけでは臥薪嘗胆の臥薪が欠けてしまうので
何が良いかを考えた結果志保がその日履いたルーズソックスを貰うことにしたよ
「ウンコの後はルーズソックスって・・・何に使うってぇのよ」
志保が脱いだルーズソックスを受け取るとまだ鼻も近づけてないのに
プーンと蒸れた臭いが漂ってくるので漏れが思わずしかめっ面をしたら志保も
「ちょーっと待ちなさい!志保ちゃん情報の統計によれば
 女子高生の履くルーズソックスの9割は臭くなってるというデータが出てるのよ!」
何となく信憑性はありそうな嘘で必死に言い訳していたよ

・・・で漏れがこれをどう使うかというと
寝る時にこれを枕元に置いて寝れば志保のルーズソックスの悪臭で
苦しみながら寝ることになるので立派な試練になるという事だな
これでルーズソックスのつま先を鼻に当てながら寝てみるかとも思ったが
さすがにそれは寝ながらトリップしそうになったので止めておいたさハハハ

しかし志保も漏れがこんな事始めたからウンコを舐めさせてくれたり
ルーズソックスをよこしてくれたりしたんだろうけど
普通だったらそんな事してくれる訳ないよな
この漏れの臥薪嘗胆は貴重な体験かもしれんね
志保だって平気な顔していてもやっぱり少しは恥ずかしいものだろうしな
何となく勿体ない気もするがこれも次の勝負までか
苦酸っぱいウンコを舐め臭いルーズソックスの臭いを嗅いで漏れは耐えてきたんだ
今度の勝負は絶対負けるはずがないぜ


「お~ほっほっほっほっほ~!まぁた勝っちゃったわね~!
 これであたしの8連勝~!」
ま・・・また負けた!何故だ!何故なんだ!
嘘だよな・・・漏れはあれだけ厳しい試練に耐えながら雪辱の誓いを忘れなかったのに
どうしてまたしても志保なんかに負けるんだよ・・・

「いや~、あんたもよく頑張ったけどまだまだ修行が足りなかったようね。
 でも臥薪嘗胆までしておきながら負けちゃってどうするの?ヒロ?
 もうあれ以上の試練はないものねぇ」
「志保~、ちょっとは浩之ちゃんにも勝たせてあげないと~」
くっ・・・!これまでか・・・!・・・いや、まだある!あの臥薪嘗胆を超える試練が!
「よーし!いいか志保!
 明日から次の勝負の日まで、漏れはお前のウンコを食う!」
「ぶっ!!!」
「ひ、浩之ちゃん!?」

というわけで又しばらくの間
今回は志保のウンコを食うことになった漏れだ
なんせ舐めただけで漏れがかなりのダメージを受けた志保のウンコだ
食べたりなんかしたら激しく苦しすぎるのは確実
今度こそ雪辱を果たすための良い試練になりそうじゃないか

「しっかし、あんたも良くやるわよ。
 ウンコを舐めたと思ったら今度は食べるですって?
 志保ちゃんニュースにも出来ないぐらい変すぎるわよ!」
翌日漏れの家にやってきた志保は始めは一人で勝手に呆れていたが
突然考え込むと急にニヤリと笑いやがった

「待てよ・・・あたしのウンコを舐めておきながら8連敗して、
 今度はウンコを食べる・・・。ははぁん、あんたさてはワザとあたしに負けたわね」
何を言ってるんだ急に
何で漏れが志保なんかにワザと負けるような馬鹿な真似をするかってんだ!
「いや、あたしには分かるわ。あんたはこの志保様に下僕として仕えるのが
 病み付きになったのね!だからあたしのウンコを舐めるだけじゃ物足りなくて
 ワザと負けてウンコを食べさせてもらおうとしたんでしょ!
 ああ、あたしって本当に罪な女ね!ウンコでヒロを虜にしてしまっただなんて!」
ば、馬鹿野郎!漏れがいつ志保の虜になったって言うんだ!
「はいはい。それじゃあヒロのためにこの志保様がウンコを食べさせてあげるから
 大人しく待ってなさい。今日は太いのが出そうよ、期待してなさい」

漏れの話しを遮って一人で勝手に喋ったあげくに
嬉しそうにトイレに入っていきやがったか・・・始めの頃に比べると偉い違いだな
まあ漏れもこれからウンコを食うってのに平然としてられるからな
お互い様ということか・・・

『ヒロのために・・・』『期待してなさい・・・』
あいつ・・・本当に漏れだけのためにウンコを食わせてくれるのかな・・・

(´ー`)y─┛~~~

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