漏れの美しんぼ

美味しんぼのエピソードを参考にウンコネタをやってみた
「美味しんぼ」でググッてたどり着いたヤシがいたらノ(´ー`)y─┛~~~スマソ
話の順番は原作通りとは限らないよ

その1~4
その9


その5 オナラの音

東西新聞に一人の女がやって来た
サッカーボールを詰めたかのようにパンパンに膨らんだ巨乳の重量を
事も無げに制しながら社主を訪ねてやって来る女がいた

「藤田君、どうして究極のスカトロの仕事をするのが嫌だというのかね」
あくまで漏れが究極のスカトロの企画をやるべきだと言い続ける部長には悪いが
ある女のようにウンコの味に異常なまでに拘り続けて
周囲の人間を不幸にするようなヤシにはなりたくないんだよ

「でも、いくら何でもそんなにまで嫌がるなんておかしいわよ」
究極のスカトロに使命感を感じている真面目な詩織には
漏れの気持ちは分からないのもしょうがないか
しかし漏れはその女のすぐ側に居たからこそその思いは強いんだ
その「ある女」とは誰だと聞かれてもその名前すら漏れは答えたくない
とにかく思い出すだけで反吐が出るぐらいだ

「失礼。ここに藤田浩之という男はいるかしら?」
そんな時にその女がとうとう漏れの元にやってきた
その女の名は麻生華澄
世間では華澄雄山という号で呼ばれているスカトロ芸術家だ
そして漏れの義理の母親でもある

「舞佳の話では、ここに浩之がいるらしいということだったけど
 どうやら間違いではなかったようね」
わざわざこんな所にやってきて漏れを確認してどうだっていうんだ
もう漏れはあんたとは縁を切ったのだから何も関係はない
とっとと帰ったらどうだ

「もちろんそのつもりよ。今日は私がここに来たのは、東西新聞に
 私と無能なあなたとは何の関係も無いということを知らせに来たのよ」
さらに華澄雄山は部長達に向かって
「この男は無能だから早くクビにするべきよ」とまで抜かしやがるので
漏れが華澄雄山を睨み付けて罵ってやろうとしたら
突然詩織が漏れと華澄雄山の間に割って入ってきた

「待ってください!ヒロは誰にも負けない鋭い味覚を持っているんです!
 東西新聞の究極のスカトロという事業を成功させるためには、彼が必要なんです!」
そういって漏れの力を力説してくれる詩織だが華澄雄山には何の効果もあるわけがなく
かえって詩織の言葉に大笑いするばかりだ
だけどそうやって大笑いしている華澄雄山には何が分かるっていうんだ

そんな漏れの言葉を一笑に伏す華澄雄山
「それならあなたに女子中高生の大便の味が分かるかしら?」
当然じゃないか女子中高生のウンコの味が分からないようでは
ウンコ萌えを語る資格はないのだからな


華澄雄山は明日漏れと華澄雄山のどちらにも縁のないコギャル女子中高生を
10人ほどばかり選んでおきなさいと部長に告げるとようやく帰っていったよ
突然の乱入で事態を把握できていなかった他の社員達も
ようやく落ち着いたと思ったら今度は華澄雄山の名前で驚いていやがる
「ヒロ・・・。義理とはいっても親子なのに
 どうしてあんなに憎しみ合わなくてはいけないの?」
ウンコの味に拘るのはいいがそれを周りにも求めすぎたあの女は
漏れの本当の母親にまで無理を強いて病死させてしまったんだ

さらに漏れを養子にして罪滅ぼしをするどころか漏れにもスカトロへの拘りを強要して
毎日地獄の修行をさせた華澄雄山を漏れは絶対に許さない
ウンコは萌えなんだ
楽しみも無く美と芸術性のみを追い求めるあの女のやり方は間違っている

というわけで翌日の夕方に料亭に集まった漏れ達は
さっそく華澄雄山がどんな勝負を出してくるか聞くことにしたよ
「ここにいるコギャル女子中高生達の中で、誰のウンチが一番美味しいか。
 それをウンチを見ずに当ててごらんなさい」
実際にモノを見ることなくウンコの美味さを予想する事がまるきり不可能ということはない
コギャルの容姿の細かいところにまで注目すればある程度予想は出来るし
今回はウンコを出している最中の音も聞くことができるというから
そんなに難しいということはないだろう
さっそく漏れはコギャル達の中から数人を選び出しトイレに行かせてウンコをさせることにした

「ヒロ。あの子たちを選んだ理由は何なのかしら?」
まずは口を開けてもらって歯が黄色くなっていないかどうか確認した
煙草を吸う女子中高生が多い最近は一番気をつけなくてはいけないところだ
煙草の影響で体をおかしくすれば当然ウンコの味にも影響が出てくるからな

後は化粧の濃さだ
若いピチピチした肌に過度の化粧を塗りたくれば皮膚の老化が早まるだけでなく
アナリュから吐き出されたウンコにまで化粧や香水の匂いが染み込んでしまう
漏れの選んだコギャル達は化粧を自分の肉体の若さに合わせたギリギリのレベルに留めて
なおかつ悪ぶったファッションで煙草を吸ったりしないプライドのあるコギャル達だ


そして準備ができたコギャル達が順番にトイレに入ってウンコを吐き出すと
便器に付けられたマイクがその音を拾って漏れ達のいる部屋のスピーカーに流されてくる
漏れが選んだコギャル達だけにさすがに下痢軟便をするような子はいなかったが
健康的な極太ウンコの良し悪しを音で聞き分けるというのはなかなか難しいよ

(最初の子のウンチはゆっくりとお尻の穴から出てくるような感じの音ね。
 次の子は、やや表面の粘り気を感じさせるような音かしら。落下するのも早いわ。
 ・・・それにしても、用足しを始めてすぐにオナラをしてしまう子って多いのね)
トイレの最中の音は全て流されるだけあってコギャル達がしゃがんでまずはオシッコが出始めた瞬間に
尿道と一緒に開いたアナリュからオナラが漏れてしまう恥ずかしい音も
しっかり聞こえるのが微笑ましいよな

詩織なんかは普段あまり他の女のオナラを聞くこともないので
印象が強かったみたいだけど漏れなんかは萌える美少女ほど
オナラばかりすると分かっているのでそんなに新鮮な印象ではないけれど
それでもコギャルのオナラに微笑ましさは感じるよ

とはいえそんなオナラの音も良いウンコの音を聞き分けるのに
邪魔になってしまうのが困りものだからよく神経を集中させていないとな
・・・よし漏れはウンコがアナリュから吐き出される時の張りのある音だけでなく
便器に落下した音の重量感と弾力性も一番良く聞こえたあのコギャルのウンコにしよう

「そう。じゃあ私はこっちの子を選ばせてもらうわ」
漏れの対抗心かどうかは知らないがあえて漏れとは違うコギャルを
選んだ華澄雄山の考えは必ず裏目に出るだろう
それも試食が始まればすぐ分かるさ


「ふむ。右側の大便の方がよく味が熟成されていて強烈な感じだな。
 これに比べて左側の大便は歯ごたえはあると思うが、味がやや淡白ではないだろうか」

ウンコの食べ比べが始まって順番に出したてのウンコを食べる漏れ達だが
両方のウンコを食べ終えた部長がウンコを感想を述べている時に漏れは既に
箸を落としてショックを隠しきれずに呆然とするしかなかった

「左側のウンチを選んだのは・・・ヒロ!」
どうしようもないが漏れの選んだコギャルのウンコは華澄雄山の選んだ
コギャルのウンコよりはるかに味が劣っていた
ウンコの歯ごたえは負けてはいないが味の熟成度が決定的に違った
・・・どうしてこんな結果になってしまうんだ!

「排泄直前に出るオナラは、単にお尻の穴が緩んだから出てきたというオナラではないわ。
 便意を感じてからウンチを我慢してる間に締められたお尻の穴によって
 外に出ることを許されずに、溜まりに溜まったオナラなのよ。
 既にお尻の穴の入り口付近にまでたどり着いているウンチから放たれるガスは
 その音だけでも、今お尻の中にどんなウンチが詰まっているのかを教えてくれているのに
 そんなことも判断できずに、オナラを単なる萌えと勘違いしているあなたに
 スカトロのことを語る資格はないわ!」

オナラがちょっぴりしか漏れなければ
それだけコギャルが便意を感じて間もないということでウンコの熟成度が低く
かといってオナラの量があまりにも多すぎれば既にウンコが直腸内に
達している状態で長く我慢しすぎている訳だから
ウンコ表面の酸化が進んでしまっている畏れがあるということか・・・


(ヒロがウンチのことで他人に遅れを取ったのは初めて見たわ・・・)
華澄雄山が去り漏れ達も料亭を出るが漏れは一人立ち尽くして打ちひしがれていた
詩織も漏れにかける言葉が見あたらずただ漏れの背中を見つめていることしかできない

漏れはたしかに華澄雄山に負けた
しかし漏れはこれで挫けるわけにはいかない
この程度のことで華澄雄山に人生の全てにおいて敗北したなんて思ってたまるか
そのためには究極のスカトロを成功させて華澄雄山に見せつけてやるしかない
今の漏れは究極のスカトロに俄然意欲が燃えたぎるばかりだ

「藤田、お前の力で究極のスカトロを完成させてみろ。華澄雄山をへこませるようなのをな」


その6 尿の秘密

今日は何だかよくは分からないが漏れが究極のメニューの企画を引き受けたことで
打ち合わせがあると部長に料亭に連れてこられたけど
どうやら社主が遅れているとかいうことで先に食事でをしながら待つことになったよ

名のある料亭ということだったけど残念ながら出されたウンコなどは
そう美味い物ではなかったが副部長は相変わらず味も分からずに美味い美味い言ってるよ

(私の舌が変に肥えてきたのかしら。そんなに美味しくはなかったけど…)
さすがに詩織はもうウンコの味が良く分かるようだ
前知識も先入観もなく出されたウンコの善し悪しが分かるのはスカトロの才能がある証拠だな

そんなこんなでくつろぎながら会話をしていると話が華澄雄山のことになった
どうして華澄雄山と仲が悪くなったのか
どうして義理の親子の関係になったのか
聞かれることは色々あったがあまり漏れは詳しく話したくはない
義理の親子という関係ももう縁は切れていると漏れは思っている

漏れが華澄雄山の義理の息子になってから数年が経ち
漏れが華澄雄山に嫌気が差したある日いつものように華澄雄山が
ウンコを漏れに差し出してきたのだが漏れはそのウンコを一口も食べずに
トイレに持っていってそれを流してやった
そして呆気にとられる美糞倶楽部の料理人達を押しのけ
華澄雄山に一瞥もくれずに漏れはそこを去って一人で生きることにしたのさ

「華澄雄山のウンコといえば、スカトロ芸術家なら誰もが欲しがるぐらいで
 尻を拭いた紙ですら10万円を超える値が付くと聞くぞ!」
「お金の価値だけじゃないわ!自分のウンチを食べもせずトイレに流されてしまうなんて
 女にとって、とても辛くて悲しい事よ!」

だから漏れは流したんだ華澄雄山を懲らしめてやるために
美糞倶楽部なんてものを作って本来美少女を輝かせるためのものであるウンコを
美少女よりも輝ける存在にしようとしている華澄雄山を許すわけにはいかないんだ

そういえばその美糞倶楽部とはどんな所なのかと詩織が聞いてくる
美糞倶楽部とは財政界で権威を持ったウンコ萌えを会員として
華澄雄山が鍛え抜き育て上げた美少女達のウンコを愛でさせ食させるという会だ
権威を持ったウンコ萌えといっても華澄雄山の目に叶わなければ入会すら出来ず
さらに会員権を得るための順番待ちにが必要だというのだから呆れたものだ

「美糞倶楽部って凄いのね。入会するだけでも名誉な事なのかもしれないわ」
くだらん!そんなのは低劣な俗物根性だ!
そう漏れが叫んだ時部長が呼んだ若女将が漏れ達の居る部屋に入ってきたが
若女将はどうもソワソワしている上に目が涙ぐんでいるのでその訳を聞いてみたら
どうやら我が儘な客が出されたオシッコの質に対して怒鳴っているだけではなく
何度もオシッコの出し直しを強要して居座っているということだ

・・・漏れの母親がいつもこうだったよ
漏れの母親は美糞倶楽部で仲居として働きながら修行を積んでいたのだが
華澄雄山の仕打ちは常に厳しく少しでも気に入らないウンコやオシッコを差し出すと
それを一口も食べずに罵倒するんだ

出し直せといってもそうすぐに出せるはずがない
次のウンコやオシッコが溜まるまで華澄雄山は漏れの母親の顔を見るたびに罵り続け
漏れの母親は気の休まる暇もなかっただろうさ

若女将を見て母親のことを思いだしたら見逃してはいられないな
よし漏れが見てやろうトイレに案内してくれ


トイレは綺麗に掃除されていてウンコを出すための便器もよく磨かれている
働いているお姉さん達の質も悪いわけではないのだが何が問題だろうか
とりあえずちょっとお姉さん達のアナリュを見せてもらおう

・・・なるほどこれじゃ美味いオシッコが出せるはずがない
アナリュが清潔にされすぎていて汚れも臭いも薄いじゃないか
これは店を構えているお姉さんにありがちなミスだな

「お尻の穴が汚れてないことがオシッコに影響があるの?」
詩織でなくともそう疑問に思うのは仕方のないことだが
より味わい深いオシッコを出すためには汚れたアナリュが必要なんだ

しかし今からお姉さん達のアナリュがいい具合に汚れるのは難しいな
仕方がない詩織ちょっと漏れの言う通りにオシッコをしてくれないか
いつも下痢軟便の詩織ならアナリュの汚れも相当なものだろうしな

アナリュの汚れを指摘されて図星の恥ずかしさと
それを堂々と言われてしまったことのちょっとした怒りと
素人の自分が料亭の名に恥じぬオシッコが出せるのかどうかという不安で
緊張している表情の詩織を個室に入れたらさてオシッコの指示を出そう
まずはアナリュの下にオシッコを溜める器を置くんだ

いいか詩織オシッコは勢い良く出しては駄目だ
出るか出ないか分からないぐらいの弱さでオシッコをするんだ
「でも、これだとオシッコが股間に垂れちゃって綺麗にこぼれないわよ」
それでいいんだ詩織
マムコから股間をダラダラと伝わったオシッコの雫がアナリュに集中するだろ
そしてオシッコ浸しになったアナリュから垂れたオシッコの雫を器に溜めるんだ
「でも・・・これって股間に感じる生暖かいオシッコの感触がくすぐったくて辛いわ・・・」

よし充分溜まったな味を見てごらん詩織
「わあ。オシッコの味だけじゃなくて、その中にほんのりとしたコクと深みまで感じるわ」
汚れたアナリュを伝わったオシッコの中にアナリュの旨味が混じり
オシッコの味を何倍にも膨らませてくれる究極のオシッコの仕方なのさ


「それにしてもオシッコにこんな出し方があるなんて知らなかったわ。
 どこでこの方法を知ったのかしら?」
漏れの母親が死んだ後華澄雄山の養子にさせられた漏れは
華澄雄山の元で有無を言わさずウンコを食べさせられたりオナラを嗅がされたり
さらにはそのウンコやオナラの違いを判断するという修行を強制させられたんだ
漏れの体はそれに耐えてこれたからまだいい
華澄雄山に一番犠牲になったのは漏れの母親だ
美糞の何たるかを掴むためと言って華澄雄山のウンコを食べさせられて漏れの母親は死んだんだ
人を癒すためのウンコで漏れの母親を殺した華澄雄山を漏れは絶対に許さない!

真実を知って唖然とする詩織たち
そこに詩織のオシッコを飲んだ客があまりの美味さに喜び勇んでやって来る
「大したものだわ。あれだけの美味しいオシッコはそう出せるものじゃないわよ」
この声は・・・くそっ!華澄雄山が客だと分かっていれば
このオシッコを出してやることはなかったのに!

「ふっ、あんな物は美糞倶楽部なら下っ端の者でも知っていること。
 その程度の知識でこんな場所にしゃしゃり出てくるとは勘違いも甚だしいわね」
華澄雄山もこのオシッコを指示したのが漏れだと分かると途端に表情が変わり
憎々しい態度で悪態を突いてくるが華澄雄山がそのオシッコに満足してベタ褒めしたのは事実だ

「究極のスカトロとか言ったわね、やれるものならやってみなさい。
 後世に名を残すどころか永遠の笑い種になるだけに決まっているわ!」
華澄雄山は社主に説得されていたようだが漏れと華澄雄山の関係は
仲直りなんて事は絶対に有り得ない

「ヒロ!今日はヒロが華澄雄山から一本取ったじゃない!
 これで二人は互角って事になるわね!」
いや漏れはまだ華澄雄山の尻に顔を押し潰されているようなものだ
だが見ていろ今にきっと華澄雄山を漏れの目の前にひれ伏させてみせるぜ


その7 幼女の鮮度

今日は漏れと詩織の二人でニューギンザデパートの取材にやってきているよ
このデパートではこれから新鮮な幼女のウンコを大々的に取り扱うという事で
話題になっているようだが果たして本当に新鮮な幼女のウンコなのだろうか
ともかく中に入ってみる事にしよう

「うわあ、凄いわ。市場のような広いスペースにこんなにたくさんの女の子達が」
デパートの一階をまるまる使った空間にズラリと集まった幼女達の姿は確かに壮観だ
裸一貫の身からウンコを商品としたビジネスで一気に成り上がった女社長も
よほど自身があるのだろう満面の笑みを浮かべながらインタビューに答えているよ

「何と言っても当デパートの一番のウリは、新鮮すぎるほど新鮮な幼女のウンコです。
 選りすぐりの可愛い幼女のみを集めておりますし、幼くともすでに一人前のウンコを
 皆様に堪能していただければ幸いかと思います」

実際に幼女達を眺めてみると確かに選りすぐりという言葉がふさわしい
整った綺麗な顔立ちの幼女ばかり集められているがどちらかというと幼女というより
美少女と言った方が近いような感じだな
髪型や服装もコギャル系雑誌で載っているような物を真似している子ばかりだよ
お喋りしている様子もお世辞にも可愛いとはいえないなコリャ
「キモイ」だの「ウザイ」だの幼女らしからぬ言葉が混じっているぐらいだからな
可愛いのは見てくれだけか・・・

「それでは、本日は集まっていただきました記者の皆様方の取材のために
 ここに集まっている幼女達のウンコを好きなだけ召し上がっていただきましょう。
 もちろんどれだけ召し上がっても無料でございます」

実際に買えば結構な値段がするであろう幼女のウンコを
取材陣にタダで大盤振る舞いとはさすがは成金女社長だな
「漏れはあそこの美形の幼女のウンコを食べまくるぞ!」
「漏れは眼鏡っ子幼女のウンコフルコースといくか!」
他の記者のヤシらは当然大喜びではあるがハッキリ言えば漏れはもう
あの幼女達のウンコには興味が無くなってしまったよ

「どうしたのヒロ?私達も何か試食していかないと!」
詩織が帰ろうとする漏れを見て呼び止めるがあの程度の幼女のウンコなんて
他の記者連中はともかく漏れ達が食うほどの価値はないなホラ詩織も早く帰るぞ
・・・と言ったところで女社長が漏れを呼び止めてきた

「あなたは何なの?この私にケチを付けに来たとでもいうの?
 自慢の幼女達を非難して、ウンコまで食べる価値が無いだなんて!」
女社長が怒るのも分からなくはないが残念ながらあの幼女達が
見た目だけというのは何も可愛い可愛くないという問題じゃない
あの幼女達はもう鮮度が落ちてしまってるんだ

「何を言ってるの?容姿やファッションの優れた純然な小学生だけを集めた幼女達は
 どこをどう見ても新鮮そのものじゃない!」
あんな幼女を集めて自慢しているようじゃこのデパートもたかが知れているな
これ以上話しても時間の無駄だから帰らせてもらおう

「待ちなさい!貧乏のどん底から自分のウンコを売って、ここまで這い上がってきた私に
 そこまで言うあなたはどこの記者なのよ!名乗りなさい!」
漏れは東西新聞の藤田浩之だと堂々と名乗って帰っていくが
詩織や他社の記者達は気が気でなかったようだ
これは大変な事になるかもしれんねと怯えているがそんなの知ったこっちゃないな


その数日後漏れは社主室に呼び出された
あの女社長がどうやら漏れへの報復として新聞に載せる広告の停止を
強制的に宣言したというのだ
当然広告部の連中は漏れを罵る事この上ないが
今さら漏れをどうこうしたところで女社長の怒りが治まるわけでもない
こうなったら漏れが女社長に話を付けるしかないだろう

社主達はどうして大企業の社長に喧嘩を売るような事をしたんだと言うが
漏れが華澄雄山を超えるためにはまずウンコの知識で華澄雄山を上回らなければならない
そのためにはどんな人間を相手にしてもウンコの事で遅れを取るわけにはいかないし
ウンコに妥協を見せるわけにはいかないんだ

というわけで不安げな詩織と共にデパートにやって来た漏れだが
ちょうど女社長が高そうな車に乗ってどこかに出かけようとしている所に
遭遇する事ができたよ
漏れの姿を見てしてやったりの表情で悪態を突く女社長だが
彼女も昔は金の力を憎む心を持っていたはずだ

あんたが貧しい子供だった頃
金と権力に物を言わせて美少女女子中高生のウンコを買い漁る男達を
あんたはどう思っていたか覚えているのか

「あなた・・・何が言いたいの?」
別にここでどうこう言うつもりはない
ただ漏れはあんたに本当の幼女のウンコを食べさせてやりたいんだ
「本当の幼女のウンコですって?
 私の揃えた幼女のウンコと何が違うというの」

それを今から証明するために漏れがある場所に女社長を案内する
そして近所の公園に漏れ達がたどり着いた時
そこには一人で遊んでいる小学生のメイ様がいた

「お兄ちゃん、来るのが遅いのだ。メイはもう待ちくたびれて退屈だったのだ」
ゴメンゴメン悪かったよメイちゃん
それじゃあさっそくで悪いけどメイちゃんの作ってくれるお団子を食べさせてくれるかな?
「うん、分かったのだ」

始めはちょっぴり怒った素振りを見せていながらも漏れのお願いを聞くと
ケロリと機嫌を直しおままごと用のオモチャのお皿を持って
嬉しそうに公園の隅に走っていくメイ様を見て女社長は怪訝な顔をして
訳も分からないといった表情だけどすぐにお団子が何のことだか気付くだろう

「はい、お兄ちゃん。メイのお団子食べてなのだ」
ありがとうメイちゃん今日のメイちゃんのお団子もとっても美味しそうだね
「当然なのだ。メイが一生懸命作ったお団子だから、美味しくないはずがないのだ」

一生懸命お団子ウンコを力んで真っ赤になった顔でニコニコしながら
漏れにお皿を手渡してくれたメイちゃん
今日は大きなお団子ウンコを3つも作ってくれたよ
とりあえず女社長にこれをどうぞと声をかけつつ真っ先にかぶりつく漏れだ

「ふ、ふざけないでほしいわ!わざわざ忙しい私をここまで連れてきておきながら
 こんな貧乏臭そうな、どこの子かも分からない子供のウンコを食べろっていうの?」
始めはそう罵ってメイちゃんを怒らせていた女社長だけど
漏れがお団子ウンコにかぶりついた事によって香ばしいお団子ウンコの臭いが
強烈に漂ってきたのを嗅いで何かを思いだしたかのようにお団子ウンコを手に取っていた

「こ、これよ!この香り、この味、・・・昔の幼女のウンコは皆こうだったわ」
幼女のウンコらしい柔らかい臭いを漂わせているメイちゃんのお団子ウンコ
だけど臭くない訳じゃなく一口噛めば口の中に強烈な香りがフンワリと広がる
指に吸い付くような質感ともちもちとした食感の気持ちよさは
まさしくお団子ウンコの名の通りだよ


デパートに集められた幼女達は確かに年齢は幼女だけど
幼い頃からTV漬けの生活でコンビニに行けば情報誌の氾濫と情報過多の環境の中で
その知識は既に女子中高生並みといっても過言ではないだろう
幼女が幼女たる所以はその幼女の純粋で何も知らない心にあり
知識だけは豊富になってしまった子の心は幼女とはいえない存在になってしまうんだ

流行りのファッションやグッズで身を包み自分を良く見せようとする心はギャルそのもの
中流家庭気取りの親やドキュソすれすれの親の影響はあるかもしれないけど
幼女にそんなファッションなんて必要ない

幼女の本当のファッションは太陽の光と土なんだ
眩しい太陽の光を浴び泥んこになりながら外で遊んでいる幼女の姿は
どんな小綺麗なファッションの幼女よりも可愛くて癒されるものだよ
デパートの幼女達はあの歳で渋谷に通い詰めたり毎日塾通いをしていたりで
土にまみれる事も外で日の光を浴びる事もほとんど無いのではないだろうか

「言われてみればその通りね・・・。彼女達は日の光を浴びずに育った野菜のようなものだわ。
 育ち盛りの野菜と子供は、太陽と土の力を借りずに育つこともできるけど
 その見た目のツヤはまやかしで、味なんてとても食べられたものじゃないわよね・・・」

そう言ってしばらく考え込んでいた女社長はやがて何かを閃くと
漏れにお礼を言いながら足早に車で会社に戻っていったよ
そして数日が経つとあの幼女のウンコ売場のスペースは大変な客で賑わっていた

「さあさあ、たった今出してもらったばかりの新鮮な幼女のウンコだよ!
「ね、鮮烈だけどちっとも味がどぎつくないでしょ!
 この味は外で泥んこになって遊んでいる幼女だからこそ出せる味なんですよ!」


「あの社長さんも本当に新鮮な幼女のウンチの事を分かってくれたみたいね。
 これもメイちゃんのおかげかしらね」
詩織におだてられて上機嫌のメイちゃんだけど詩織はどうしてメイちゃんが
デパートでウンコを売ることは嫌がったのだろうかと疑問に思っているよ

「せっかくお小遣いが手に入るチャンスだったのに
 メイちゃんも本当は色々欲しいオモチャがあるんじゃないの?」
ちょっぴり意地を張っている様子も見られるメイちゃんだけど
自分のウンコは漏れ以外には食べさせたくないと言ってくれたのは本気だろうな

「いいのだ。メイが他の人にウンチを食べさせるとお兄ちゃんが泣くから我慢してやってるのだ。
 その代わりメイのお誕生日には、お兄ちゃんが凄いプレゼントを買ってくれるはずなのだ」

大金を欲しがることよりも漏れからのプレゼントを欲しがる純粋さ
メイちゃんこそが世界で一番純粋な幼女なのかもしれんね


その8 萌えの記憶

詩織がどうも最近悩んでいるようなので話を聞いてみたのだが
どうも詩織の友人が付き合っていた恋人が亡くなってからすっかり気力を無くし
引き籠もり気味の生活になってしまったみたいで困っていたらしい

「この間もみんなで彼女を連れて、萌えキャラの恰好をした美少女が
 ウンチを食べさせてくれる店に行ったんだけど・・・」
彼女とその恋人はコスプレ仲間で常日頃から萌えキャラのウンコが食べたいと
公言してはばからないなかなか剛毅な交際だったらしく
よく二人でその手のコスプレ料亭へウンコを食べに出かけていたということだ

もう恋人はいなくても二人でよく通った思い出の店に来てみれば
彼女も元気を取り戻してくれるかも知れないということで来てみたのだが
彼女はウンコをするためにお座敷にやってきた女の子達を前にすると目を丸くして
あの人と通った店はこんな女の子達はいなかったと文句を言い出していた

「確かに女の子達の姿は違うけど、ここは正真正銘
 あなたが恋人と通っていた店なのよ」
詩織がそう言っても彼女はここがその店だとは認めようとはしないで
こんな子たちのウンチなんて自分もあの人も食べたいとは思わないと叫んでいる

詩織はどうして彼女が不満を言っているのか分からず
どの子もいま流行の萌えキャラの恰好ばかりでこれなら誰もがウンコを食べたいと思っても
おかしくはないのにどうしてと首を傾げるばかりだが
それでも何とか宥めすかして一口でも良いからウンコを食べてもらうことにした

「私達が食べたのはこんなウンチじゃないよ。
 ちっとも臭くないし、味もほとんどしないのよ」
結局ウンコを食べてもすぐに箸を止めて愚痴をこぼす彼女に
詩織が昔の思い出を美化しすぎていると詩織がたしなめてしまったせいで
意固地になった彼女は大声で泣き出して店に迷惑をかけてしまったという顛末だ

「彼女はそういうけど、女の人達がしてくれたウンチは
 ちゃんと臭かったと思うし、味も強烈だったと思うの」
詩織の話だからそれなりに臭かったのだろうとは思うけど
ウンコは単に臭いといっても色々あるから何とも言えないし
彼女の言っていたことで気になることがあったので漏れは詩織を連れて
最新の萌えアニメを主に製作している会社を取材してみることにしたよ


「これが萌えアニメの会社なの?何だか活気というのものが
 あまり感じられなくて、陰気くさいぐらいだわ」
会社の入り口に立った詩織はそこがちょっと予想外の雰囲気だったのか
そんなことを呟いてきたけど中に入ればそれが本当の光景だということが分かるだろう

華も実も夢もなければ現実逃避だけが残っているヤシらが狭いスペースに詰め込まれ
たいして金にならないアニメ絵を黙々と作り続けるだけの職場
それなのにどうしてこんなに働く人は多いのかと詩織が社長に尋ねると
「自分がアニメで有名になるという実現できもしない将来の願望を
 少しでも繋ぎ止めておきたいから、安くて苦しい環境でも働く人はいっぱいいる」
 末端とはいえアニメ業界人の枠の中に入れるのだから、彼らにとっては
 責任もそう重くはないこの仕事をむしろ喜んでいるのではないか」
そんな社長の言葉に特に腹が立つということもない
ここで働くヤシらを見ているとむしろ社長の言う通りとさえ思えてくる

「それにしても最近のアニメ美少女って、どこかで見たような子が多くありませんか?
 数だけは多いけど、すぐに印象が薄れてしまうような・・・」
それはそうだあらかじめ極端なタイプ別の女の子を揃えておくのが今の美少女アニメのやり方だし
そのタイプも所詮は何回も何回も使い回された設定でしかないからな
ドジとか大阪弁とか眼鏡とか時にはスク水などの制服をキャラの個性にしてしまうことさえある

「パッと出て、それで一時的に人気が出ればそれで良いんです。
 ほとぼりが冷めた頃にまたその設定を流用することができるのですから」
逆に予期せぬ人気キャラが出たりするとその後が惨たらしいったらありゃしない
名前と髪の色を変えただけのパクリキャラを次々と作っては売り出し
それをパロディやオマージュといって憚らないヤシらが高笑いするのだからな
「何度もサイクルを繰り返すこと。これがファンの欲求を常に飽きさせず
 経済的な面でも効率の良い最適なやり方なんですよ」

取材を終え会社を出てからも詩織は社長の言葉をずっと気にしていた
いったい今の萌えキャラ業界とはいったい何なのだろうかと
あんなに数多くのキャラを粗製濫造して破綻をきたしたりしないのだろうかと
さらに狙いが見え見えな萌えほど外した時の惨めさが
モロに出てしまう恐れもあると詩織は言うがその対策は一応万全らしい
そんな時のために今のアニメはパンチラシーンをふんだんに盛り込んであるのだからな

「ええっ!ファンはそんな物を見させられているっていうの!?」
しかし初めは誰にも期待されてなかったのに
実は幼女のパンチラが多いというだけであっという間に最高の萌えアニメとして
ファンに祭り上げられたアニメもあるのだから酷い話だ

「なんて事なの・・・。昔の萌えキャラは狙ってなくても自然に人気が出て
 今なおファンの中で生き続けている素晴らしいキャラクターばかりだったのに。
 そんな卑しい考えで作り出されたキャラクター達を一時的に喜んで
 『誰々のウンチを食べたい』なんて言っているファンって、いったい何なの?」

夢を創り出すはずの萌えキャラに携わる人間達の悲しい現実を嘆く詩織
今と昔の姿はどちらが正しいのか
その答えは詩織の友人が出してくれると思うよ


再び詩織の友人を連れてコスプレ料亭に来た漏れ達は
嫌がる彼女をなだめつつコスプレ美少女達の登場を待った

「・・・ああっ!この子達は、彼が一番萌えていた頃の萌えキャラ達・・・」
衣装と特異な語尾で誤魔化しただけの今の萌えキャラとは違う
名作と呼ばれ永きに渡ってファンを萌えさせている萌えキャラ達の登場に
彼女は彼と二人で萌えていた頃の光景を思い出し
本当に嬉しそうにコスプレ美少女達のウンコを堪能していたよ

「彼は亡くなってしまったけど、ここに永遠の萌えキャラがいるように
 あの世でも萌えキャラはきっと永遠なんだわ。
 彼もアニメの国で萌えキャラ達のウンチをたくさん食べているのかしら」
これからは引き籠もってはいられない
こうやって萌えキャラ達のウンコを食べることによってアニメの国の彼と
同じ気持ちを共有するためにも一生懸命働かなくてはと誓う彼女だったよ


その後漏れは料亭の女主人と会った
女主人は漏れがまだ華澄雄山の元にいたときに美糞倶楽部で修行していた人で
何度かウンコの味見をしてあげたことがある縁だ
だから今回のことも便宜を図ってもらったワケだ

「ここにあなたが来たのも驚いたけど、あなたの頼み事にはもっと驚いたわ。
 もう私の店では処分されてしまったのもあるコスプレ衣装を使ってほしいだなんて」
衣装の品質の維持は結構面倒なものだし客商売というものは
どうしても多くのお金を使ってくれる客のためにサービスを合わせなくてはならない
予算が心配になるぐらい何度でも店に足を運んでくれる今どきのファンと違って
本当のファンはグッズにすら無闇に財布の紐を緩めたりはしないから
店で指名される萌えキャラの人気は自然と流行の萌えキャラに偏っていくのも当然だろうか

「だけど今日のあのお客さんを見て、このままではいけないと思ったわ。
 昔の萌えキャラ達の衣装も、本当のファンが来てくれるために残しておかないといけないわね」
本当の萌えキャラには人の心を幸せにする力がある
そしてその萌えキャラのウンコが食えるということはファンにとって
最大限の萌えであることに他ならないだろう

(´ー`)y─┛~~~ツヅクヨ
戻る